【感想・名言】                             「元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法           著 ジャック・シェーファー/マーヴィン・カーリンズ 訳 栗木さつき                        【科学的にも証明された!人を惹きつける心理術】気になるあの人と親しくなる方法とは?

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こんな内容です

今回は、元FBI捜査官のジャック・シェーファーさんの著書『元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法』をご紹介します!

この本はネットニュースで紹介されていた本で、著者が現役時代に敵国のスパイを寝返らせた、「人を無意識のうちに、自分の思い通りに動かす方法」が紹介されていました。

その技術を読んで、「もっと見たい!」と思ったので購入した本です。

科学的根拠に基づいた心理術。相手が気づかぬうちに、自分の思うように行動させる技術。日常生活で、無意識にやっていたことが出てきたり、「今度コレ試してみよう!」と思うものまで、読んでいて面白かったです!

ほんのちょっと自分の行動や言葉を意識するだけで、相手に与える印象や、相手の行動まで変えることができるってスゴくないですか?

仲良くなりたい人に試してみたり、仕事に使えるものまで幅広く紹介されているので、あなたも試してみませんか?

梨楓
梨楓

この本をおすすめしたい人
・人間関係を作るのが苦手な人
・人を惹きつける心理術に興味のある人
・人を操る心理術を使って仕事に応用したい人
・気になる人とお近づきになりたい人

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本の構成

第1章...〈人に好かれる公式〉の作り方

「知らない場所で友人を作る方法」や、「人に好かれる公式の作り方」を詳しく解説!

第2章...ひと言も話さずに、相手を見抜く

「人をひきつけるシグナル3つのポイント」や、逆に「好かれない人が送りがちなシグナル」が分かる!あなたは無意識に「好かれないシグナル」出していませんか?

第3章...瞬時に心をつかむ「情報コントロール術」

「相手を心地よくして親しくなる方法」を使った、日常で使える心理術をご紹介。使えそうなのがいっぱいで必見です!

第4章...人を引きつける「魅力」の法則

「外見だけではない魅力の作り方」や「共通点が多いと人が安心するわけ」など詳しく解説されています。練習次第であなたも使える心理術がたくさんありますよ!

第5章...相手を「思い通りに動かす」言葉の使い方

「相手のしぐさや、表情から心を読む方法」や「相手の心理を読み、自分を有利に持っていく方法」など、実際にあった出来事を例に紹介されています。見れば、誰かに試してみたくなるかも?!

第6章...信頼関係を築く4つの秘訣

「信頼を深める4つの要因」や「怒りの対処法」など接客業やクレームの対処法にも使えるかも。

第7章...ネット社会の賢い泳ぎ方

ネット社会での賢い生き方、注意点はなど「騙されない」ために心がけておくといいことが紹介されています。

「心を支配する」を読んで実践してみたいこと

梨楓
梨楓

ここでは、本書を読んで
実践してみたいことを
いくつかご紹介します!

(1)人に好かれる公式って何だ?
(2)気になる人と仲良くなれる?!心理術を使った応用編

人に好かれる公式って何だ?

「人に好かれる公式なんかあるの?」

はい、私も思いました。

でも、本書を読んでいて、「結構無意識にやってることもあるなぁ」と感じました。

ここでは、ネットニュースでも紹介されていた、「敵国のスパイも寝返らせた」相手を惹きつけ、好かれる公式を少しだけご紹介します。

まず、「人に好かれる公式」とは、

近接+頻度+持続期間+強度=人物の好感度

のことを言います。1つずつ見ていきましょう!

近接

コレは単純に、「そばにいる回数が多ければ、自分を気にしてもらいやすい」ということです。

ここでの注意点は、「相手があなたのことを、警戒すべき人物と決めない距離を保つこと」

言葉を交わさなくても、さりげなく相手の視界に入り込む。でも相手が警戒しない距離を保つことを忘れない。

「あの人、いつもあそこに居るなぁ」

「あの子、よく見かけるなぁ。何してるのかな?」

気になるあの人に「あなたが居るのが普通」の状態を作れば成功です!

実際にスパイを寝返らせるために捜査官は、スパイが週に1度通う食料品店を調べ、その近くの路上に毎回、場所を変えながら立ちました。

その時にしたことは、「警戒されない距離を保ちながら、常にスパイに姿を見られるようにした」だけでした。

自分からはアクションしない。ただ、相手の世界に違和感なく溶け込むこと。そして、相手が目を合わせてきたら、「頭を傾けて、会釈する」など、初めて「あなたの敵ではないですよ」とアクションを取るようにします。

頻度

相手があなたのことを「認識」したら、次にするのは「接触する回数を増やす」ことです。

相手からのアクションを待ち、あなたからもアクションを返すようにまでなったら、今度はその回数を増やしていきます。

会うたびに挨拶や、会釈をするだけ。その回数を増やしていきます。そして毎回それがお約束になってきたら、成功です!気になるあの人は、もうあなたが居るのが当たり前になりつつありますよ!

捜査官たちもこの段階に入ると、スパイの後を追って店の中まで入り、さりげなく店内で遭遇したり、視線を合わせる回数を増やしていきました。

持続期間

ここまで来たらあとちょっと!「近接」や「頻度」を継続的に維持していくのが「持続期間」です。

ここで時間をかけて、あなたが居ないと

「アレ?あの子、今日は居ないなぁ」

と思うくらい、「居るのが当たり前」になるまで続けます。

捜査官たちも、スパイが違和感を覚えなくなるまで、持続期間を数カ月続けたそうです。相手に喋り掛けたい気持ちをグッとこらえてやるのは、忍耐が必要とされますね~。

強度

最後の「強度」とは、「相手の好奇心を満たすこと」

例えば、あなたが「近接」「頻度」「持続期間」を経て、相手に何もしなければ、相手は

「この人は、どんな人なんかな?」

「いつもここに居て、何してるのかな?」

こんな風に感じるはず。そして時間をかけて焦らす!

相手の中で想像が膨らみ、あなたに対する好奇心が湧きます。そこで初めてあなたから声をかける!相手の好奇心を満たしてあげるんです。

スパイも捜査官が行動を起こすのを待ってる間に色々と想像し、自分を寝返らそうとする捜査官だと気づきながらも、祖国に不満もあったことから、捜査官たちが接近してきたら協力しようと考えるようになりました。なかなか接近してこない捜査官に「何でこの捜査官は、いつまでたっても行動を起こさないんだ?早く接触して来い」と気持ちが爆発しそうだったと言っています。

相手を焦らすまでじっくり時間をかけて、相手の心を支配する。すごい技だなぁと思いました。

ちなみに、本書とは違いますが、「あなたが居ることや、毎日連絡を取るのが当たり前になっている時」何もしなくなると、「相手があなたのことを気になってしまう心理」っていうのもありますよ!

あなたも実践してみませんか?

気になる人と仲良くなれる?!心理術を使った応用編

梨楓
梨楓

今度は、心理術を使った応用編
を本書から3つだけご紹介します!

ひと言も話さずに親しくなれる!「ミラーリング効果」

ミラーリングとは、「相手のしぐさや行動をマネすること」です。これをすることで相手は無意識のうちにあなたに好感を持ちやすくなります。

例えば、仲良くなりたい相手が足を組んでいたら自分も同じ様に足を組んでみる。髪をかき上げていたら、自分も髪を触ったり、かき上げてみるなど…

相手の行動やリズムに合わせることで、無意識のうちに相手が、「あなたと一緒に居るのが心地いい」と感じます。逆にこのリズムがあまり合わない人と居ると「なんとなく居心地が悪い」と、相手に無意識のうちに認識されてしまうんです。

ミラーリングは、普段の生活で練習できるものなので、身近な人や、職場で試してみてもいいかもしれませんね。

ちょっとした頼み事は好感度を上げる!「ベンジャミン・フランクリン効果」

ベンジャミン・フランクリン効果…

「なんか長い名前やし、なんやコレ?!」と思いますが、要は、仲良くなりたい人に「ちょっとした頼みごとをすること」で相手をいい気分にさすということです。

頼みごとをされた人は、誰かを助けることで「ありがとう」と言ってもらえた上に、「いいことをした」と思い、自尊心がくすぐられていい気分にないます。いい気分にしてくれた相手と居るのを、無意識のうちに「居心地がいい」と認識します。

ここで注意点は、「やり過ぎないこと」「すぐにできる頼みごとをすること」です。しょっちゅう頼み事ばかりされてたら誰だって嫌になるし、「この子はいつも人を使うなぁ」とか「難しいことはいつも振って来るな」と思われてしまいます。

頼みごとを聞いてもらった後は、「心からの笑顔」と「ありがとう」もお忘れなく!

仲良くなりたければ共通点を探せ!「類似性の要因」

あなたは初対面の人が同じ趣味を持っていた時、一気に親近感がわいた事ってないですか?

新しい職場や、新しいクラス。仲良くなりたい人がいたら、「何か共通点はないか」探してみましょう。

人は、自分と同じ共通点を見つけると「自分は理解されている」と感じたり、相手に安心感を感じます。

誰だって考え方が似ていない人と居ると居心地悪いですもんね。だからこそ、仲良くなりたい人が居たら、相手の話をよく聞いて「何か共通するものがないか」探します。

例えば、読書が趣味なら相手の好きな作家さんを聞いてみて、読んだことがあったら、まずは「共感する。」(まずは、この「共感」で相手に安心感と喜びを与える)そして自分のおすすめの作家さんの話をして話を広げていきます。

「こんなに共通点があるよ」

「あなたと私は似てるよ」

と相手に認識してもらうことができれば、相手に好感を持ってもらいやすくなります。注意しなくてはいけないのは、その時、「嘘はつかないこと」後からバレるとあっという間に信用されなくなりますよ。

まとめ

今回は、元FBI捜査官ジャック・シェーファーの著書『元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法』をご紹介しました!

本書には、

『一見普通の人がモテるようになる、「好意のシグナル」を使う方法』や

『相手を思い通りに動かす、言葉の使い方』

『抵抗勢力が多いプレゼンを成功させる、場の作り方」

など、まだまだ参考になる心理術やテクニックがたくさんあります。自分のしぐさや行動、言葉をちょっと工夫するだけでこんなにも相手は変わるのだと、気づかされることがいっぱいあるはず!私も参考になる事がたくさんあったので、ひとつずつ試してみようかなぁと思っています!

普段、自分が無意識にやってることも出てくるかもしれないし、練習してできるようになることもあるので、みなさんもぜひ、本書を読んで試してみませんか?

もしかしたら、気になるあの人を、振り向かせることができるかもしれませんよ!

最後に本書から名言をご紹介しますね。

生まれついた自分の容姿に不満を言っても仕方がない。

魅力的な人に見せる努力をすれば、さまざまな点で優位に立てることを覚えておいてもらいたい。

本書より

簡単に手に入れることができないからこそ謎めいた存在となり、追い求めるだけの価値があると思われるのだ。

本書より

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著者の紹介

ジャック・シェーファー

心理学者、ウェスタンイリイノ大学教授、諜報コンサルタント。FBIではスパイ防止活動とテロ対策の捜査官を15年、「行動分析プログラム」の行動分析官を7年務めた。

現在はアメリカ本国はもとより、世界各地で講演会を行っている。

マーヴィン・カーリンズ

プリンストン大学で心理学博士号を取得。人間関係に関して国際的にコンサルティング業を展開している。著書多数。

栗木 さつき

翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業。翻訳に「WHYから始めよ!」(日本経済新聞出版社)、「NORTH 北へ」(NHK出版)、「英語が楽天を変えた」(河出書房新社)、「パレットジャーナル 人生を変えるノート術」(ダイヤモンド社)等多数。

本書著者略歴より

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